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7/5 ニモはパンツ君と呼ばれてました

【和名】カクレクマノミ
【学術名】Amphiprion ocellaris
【英名】Western clownfish

【特徴】オレンジ色の個体に3本の白い帯と黒いひれがある。
【生態】センジュイソギンチャクなどのイソギンチャクと共生の関係にある。

【写真を撮る】
カクレクマノミと言うだけあって、なかなか写真に撮りづらい魚です。

ラチャヤイ島など、クマノミの個体数がとても少ないポイントでは、多くのダイバーが常にカメラを向けているので、魚も逃げ回ってとても撮りづらいです。

またイソギンチャクの触手が長いものは隠れやすいので、短い物の方が身体全体が撮りやすいです。

またイソギンチャクの裏側の鮮やかな紫色などと一緒に撮影すると、オレンジ色がさらに映えてキレイだと思います。
【プーケットで見られるポイント】
個体数が少ない:ラチャヤイ島、ラチャノイ島、ドクマイ島
個体数が多い:シャークポイント、アネモネリーフ、ピピ島、シミラン諸島
【備考】
映画「ファインディング・ニモ」が上映されたのが、2003年。もう10年以上も前なのですが、いまだにカクレクマノミを見ると「ニモ」と呼ばれ、多くの人から注目されています。

映画ができる前は、身体の中央の白い帯が、白いブリーフパンツの模様に見えるため、『パンツ君』と呼ばれていました。こちらの方が身体の特徴をとらえていて、可愛らしい呼び名の様な気がします。
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7/3 プーケットの治安
先日のダッカ襲撃で日本人数名が犠牲になった事件に続き
今日はイラク首都で爆発があり、86人が死亡したと報じられました。


海外で日本人がテロの犠牲になると、
必ず決まってプーケットの治安を尋ねる人が多くなります。

私のホームページに「プーケットの治安」というのがあるのですが、
昨日が77件、今日はすでに194件のアクセスがありました。

ただプーケットの生活は全く変わりはありません。
日本の皆さんは、アジアでひとくくり、東南アジアでひとくくりにして
バングラディッシュもイラクもタイも、みんな同じように考えていますが、
タイは仏教国で、プーケットは決して貧しい環境にはありません。
また日本同様に、ほとんどの人が自国タイ人です。
治安は日本と同じように、とても安心して暮らせるところです。

このような事件が多発して、海外はとても危険だ、
という風潮が広まる事がとても困ります。

どうか楽しい夏休みを、南国プーケットで過ごして頂きたいと切に願います。

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7/2 塩焼きサイズ?(タイワンカマス)魚図鑑2
今日も天気の良いプーケットです。
さて魚図鑑の第2弾は、タイワンカマスです。

【和名】タイワンカマス

【学術名】Sphyraena flavicauda
【英名】Yellowtail barracuda

【特徴】「塩焼きサイズのカマス」という表現がぴったりな大きさと形で、身体には縞模様が見られます。
【生態】群れを作って泳ぐ姿はとても見応えがあります。10mより深い当たりでは、1,000匹近くの大きな群れで、ダイバーを取り囲んでいる姿を見かけますが、5m以浅では小さな群れで泳いでいることもあります。

【写真を撮る】大きな群れをぜひ写真に収めて欲しいのですが、追いかけると群れは逃げてしまいます。お尻しか写りません。群れの中にほふく前進をするように、そっと入りこんでしばらく待つと、吐いた泡のキラキラとした光に、カマスたちが寄ってきて、気がつくと360度カマスが囲ってくれます。
カマスを下から見上げて、太陽とかぶらせてみてもきれいですね。
 
【プーケットで見られるポイント】ラチャヤイ島、ラチャノイ島のバナナベイ、ピピ島ビダノックなどは大きな群れが見られます。他の様々なポイントでも見る事ができます。

【備考】バラクーダと呼ぶにはちょっと恥ずかしい、どちらかと言うと癒し系のカマス。でも千匹近い大きな群れは見応え充分です。特に体験ダイバーを担当している時に、出会いたい魚の一つです。
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7/1 なんで新米の方が安いの?
今日は一日良い天気のプーケット。
グリーンシーズンと言うだけあって、緑がとても鮮やかで爽やかな感じです。

さて以前にタイのお米の買い方をご紹介しました。
2015年3月26日 『タイ米の買い方』 ←クリック

そのお米屋さんに昨日行って、いつものようにタイ人が好きな方を3Kg下さい
と話したら、親父さんが少し不思議な事を言い出しました。

1Kg 35バーツのお米は、2016年の新しいお米
1kg 36バーツのお米は、2015年の古いお米だと言うのです。

今年取れた新米が値段が安くて、去年取れた古米の方が高いってどういうこと?
と何度も聞き直したのですが、女将さんまでやってきて、そんなこと当たり前でしょ!と言った感じ。

それでも納得が行かなくて、「日本は新米の方が高いんだけど」と説明すると、ようやく理由を聞かせてくれました。

日本は、お米を炊いてそのまま食べますよね。
新米はふっくら炊きあがるので、そのまま食べるのにはとても美味しいから、日本では新米の方が高いです。

ただタイは炊いたお米を、炒めたりカレー等の汁ものをかけて食べます。
ふっくらとした新米では、タイ料理では美味しくないのです。
むしろ去年取れたお米の方が、パラッと炒められたり、カレーをかけた時に美味しいのだそうです。

もちろんレストランなどに卸すお米も、去年取れたお米だと言っていました。

2015年3月26日のブログで紹介した、日本人や韓国人が好きなお米は今年取れたお米で、タイ人が好きなお米は、去年取れたお米だったんですね。

てっきり違う種類のお米なのかと思っていましたが、どうやら同じ種類で、取れた年が違う物の事を、言われていたことだと知りました。

タイに来て10年以上になるのですが、まだまだ新しい発見があって面白いです。
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6/30 まゆ毛(コラーレバタフライフィッシュ)魚図鑑1
今日は雨が降ったり、晴れ間が見えたりのお天気。
6月も今日で終わり、ということは1年の半分が終わるんですから早いものです。

さて今まで魚の紹介を真面目にブログにしたことが無かったので、ローシーズンのこの時期に少しずつお伝えしてゆこうと思います。

トップでご紹介するのは、コラーレバタフライフィッシュです。
インド洋の固有種で、お客様には必ずと言っていいほど、紹介をする魚の一つです。
    
【和名】コラーレバタフライフィッシュ
【学術名】Chaetodon collare
【英名】Red-tailed butterflyfish

【特徴】1つは白い首輪のような模様。
名前のコラーレは、イタリア語やラテン語で「襟」という意味です。
黒地に白い線がとても目立ちますね。

もう一つの特徴は英名にもなっている赤い尻尾。
でも海の中では赤色は黒っぽく見えるので、ちょっと目立たないですけど、フラッシュを当てると真っ赤でキレイですね。

でも私が紹介してるのは、そのつぶらな瞳とその上にある太いまゆ毛模様。
なんとも愛嬌のある顔をしていて、可愛らしい魚です。

【生態】この魚はきれいなサンゴの上に、たくさん群れる習性があるので、そんな様子を「まゆ毛玉」なんて呼んでいます。
また、ペアで行動する事も多いです。

【写真を撮る】群れでいる時は、そっと近づいて、みんなが同じ方向を向いている姿を取ると、かっこいいですね。でもとても難しいです。

あと青い海をバックにすると映えます。
特に日差しが強くて、光が多い浅場で撮れるとよりきれいに写ります。

また色が黒っぽいので、サンゴをバックにしてしまうと姿がぼんやりしてしまいます。
そんなときはフラッシュを当てて、つぶらな瞳や白い首輪、赤い尻尾などの特徴を出すとキレイだと思います。

【プーケットで見られるポイント】
どこのポイントに行っても、見られる魚ですが、ラチャヤイ島のバンガローベイや東側No1ベイ、あとカタビーチでたくさん群れている姿を良く見かけます。

【備考】
インド洋の固有種なので、世界中どこでも見られるわけではないのですが、ニモの映画や、ヒカルの碁の水槽の中でも紹介された、意外に有名な魚のようですよ。

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