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カテゴリー:魚図鑑

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12/9 魚の種類が変わってきた? プーケット
最近プーケット周辺の海を潜っていると、「あれ?この魚、以前からここにいたっけ?」と思う事があります。
シミランでは良く見る魚も、実はプーケットではお目にかかれない、なんて事が良くあって、これは北アンダマン海と南アンダマン海の違いだ!なんて言われています。

例えばモンガラカワハギをピピ島で見た時や、ニシキヤッコをラチャノイ島で見かけた時は驚いたものです。

 最近ではマダガスカルバタフライフィッシュをラチャヤイ島で見た時にも驚きました。
シミランでも稀にしか見られないこの魚。
インド洋や紅海など違う海では、微妙に色合いが異なります。

あと最近プーケット周りで良く見かけるようになった、アレンズダムゼル。
これも以前はシミランの限られたガレ場のようなところで目にしたのですが、プーケット周りではあまりお目にかかりませんでした。
ただ今ではメタリックブルーに輝くその身体が、あちこちで見られるようになりました。

それ以外にも何種類かそんな魚達がいるのですが、やはりこれも異常気象の影響なのでしょうか?
でもシミランの魚達の方が、プーケット周辺よりも派手な魚が多いので、そんなカラフルな魚達を見られるのも楽しいかもしれませんね。
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7/5 ニモはパンツ君と呼ばれてました

【和名】カクレクマノミ
【学術名】Amphiprion ocellaris
【英名】Western clownfish

【特徴】オレンジ色の個体に3本の白い帯と黒いひれがある。
【生態】センジュイソギンチャクなどのイソギンチャクと共生の関係にある。

【写真を撮る】
カクレクマノミと言うだけあって、なかなか写真に撮りづらい魚です。

ラチャヤイ島など、クマノミの個体数がとても少ないポイントでは、多くのダイバーが常にカメラを向けているので、魚も逃げ回ってとても撮りづらいです。

またイソギンチャクの触手が長いものは隠れやすいので、短い物の方が身体全体が撮りやすいです。

またイソギンチャクの裏側の鮮やかな紫色などと一緒に撮影すると、オレンジ色がさらに映えてキレイだと思います。
【プーケットで見られるポイント】
個体数が少ない:ラチャヤイ島、ラチャノイ島、ドクマイ島
個体数が多い:シャークポイント、アネモネリーフ、ピピ島、シミラン諸島
【備考】
映画「ファインディング・ニモ」が上映されたのが、2003年。もう10年以上も前なのですが、いまだにカクレクマノミを見ると「ニモ」と呼ばれ、多くの人から注目されています。

映画ができる前は、身体の中央の白い帯が、白いブリーフパンツの模様に見えるため、『パンツ君』と呼ばれていました。こちらの方が身体の特徴をとらえていて、可愛らしい呼び名の様な気がします。
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7/2 塩焼きサイズ?(タイワンカマス)魚図鑑2
今日も天気の良いプーケットです。
さて魚図鑑の第2弾は、タイワンカマスです。

【和名】タイワンカマス

【学術名】Sphyraena flavicauda
【英名】Yellowtail barracuda

【特徴】「塩焼きサイズのカマス」という表現がぴったりな大きさと形で、身体には縞模様が見られます。
【生態】群れを作って泳ぐ姿はとても見応えがあります。10mより深い当たりでは、1,000匹近くの大きな群れで、ダイバーを取り囲んでいる姿を見かけますが、5m以浅では小さな群れで泳いでいることもあります。

【写真を撮る】大きな群れをぜひ写真に収めて欲しいのですが、追いかけると群れは逃げてしまいます。お尻しか写りません。群れの中にほふく前進をするように、そっと入りこんでしばらく待つと、吐いた泡のキラキラとした光に、カマスたちが寄ってきて、気がつくと360度カマスが囲ってくれます。
カマスを下から見上げて、太陽とかぶらせてみてもきれいですね。
 
【プーケットで見られるポイント】ラチャヤイ島、ラチャノイ島のバナナベイ、ピピ島ビダノックなどは大きな群れが見られます。他の様々なポイントでも見る事ができます。

【備考】バラクーダと呼ぶにはちょっと恥ずかしい、どちらかと言うと癒し系のカマス。でも千匹近い大きな群れは見応え充分です。特に体験ダイバーを担当している時に、出会いたい魚の一つです。
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6/30 まゆ毛(コラーレバタフライフィッシュ)魚図鑑1
今日は雨が降ったり、晴れ間が見えたりのお天気。
6月も今日で終わり、ということは1年の半分が終わるんですから早いものです。

さて今まで魚の紹介を真面目にブログにしたことが無かったので、ローシーズンのこの時期に少しずつお伝えしてゆこうと思います。

トップでご紹介するのは、コラーレバタフライフィッシュです。
インド洋の固有種で、お客様には必ずと言っていいほど、紹介をする魚の一つです。
    
【和名】コラーレバタフライフィッシュ
【学術名】Chaetodon collare
【英名】Red-tailed butterflyfish

【特徴】1つは白い首輪のような模様。
名前のコラーレは、イタリア語やラテン語で「襟」という意味です。
黒地に白い線がとても目立ちますね。

もう一つの特徴は英名にもなっている赤い尻尾。
でも海の中では赤色は黒っぽく見えるので、ちょっと目立たないですけど、フラッシュを当てると真っ赤でキレイですね。

でも私が紹介してるのは、そのつぶらな瞳とその上にある太いまゆ毛模様。
なんとも愛嬌のある顔をしていて、可愛らしい魚です。

【生態】この魚はきれいなサンゴの上に、たくさん群れる習性があるので、そんな様子を「まゆ毛玉」なんて呼んでいます。
また、ペアで行動する事も多いです。

【写真を撮る】群れでいる時は、そっと近づいて、みんなが同じ方向を向いている姿を取ると、かっこいいですね。でもとても難しいです。

あと青い海をバックにすると映えます。
特に日差しが強くて、光が多い浅場で撮れるとよりきれいに写ります。

また色が黒っぽいので、サンゴをバックにしてしまうと姿がぼんやりしてしまいます。
そんなときはフラッシュを当てて、つぶらな瞳や白い首輪、赤い尻尾などの特徴を出すとキレイだと思います。

【プーケットで見られるポイント】
どこのポイントに行っても、見られる魚ですが、ラチャヤイ島のバンガローベイや東側No1ベイ、あとカタビーチでたくさん群れている姿を良く見かけます。

【備考】
インド洋の固有種なので、世界中どこでも見られるわけではないのですが、ニモの映画や、ヒカルの碁の水槽の中でも紹介された、意外に有名な魚のようですよ。

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