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12/11 手袋の意味を考える
ブログを書き始めて、初めてコメントをもらいました。
そのコメントはちょっと手厳しいものでした。

内容は、予約を考えていらした方のようなのですが、
「カメとの撮影の為にサンゴをつかむようなショップなのでしょうか?
残念です。」
と言うものでした。

先日ご一緒したお客様のブログ内の写真を見てのコメントでした。
シャークポイントでウミガメと遭遇した時、
お客様がサンゴに触っていたんですね。

でも実はこのとき、お客さんも傷ついていました。
身体を支えようとした手がサンゴの横にあったガンガゼにも触れていたんです。
ムービーの一番最後の一幕で、手の平を見つめるシーンが写っています。

今回のお客さんはご自身で手袋を持参して、
始めから手袋をされてダイビングをしていました。

手袋は人によっては海水のアレルギーを持っている方や
キングクルーザーなど流れのあるポイントでロープ潜降する際には
手を傷つけずに済む優れモノです。

ただどうしても手袋をしていることで、
何かをつかんでしまうことは確かです。

他の地域では手袋を勧めているかもしれませんが
プーケットでは、前ショップに勤めていた5年くらい前から
手袋と指示棒は海に持ち込まないようにしましょう。
と話をしてきました。

海の中では火炎サンゴやカサゴなどの毒を持つ生物もありますから
自分の身を守り、サンゴも守る、
両方の意味で手袋をあえてはめずに、
物に触らない努力をすべきだと他のスタッフとも話しをしてきました。

そのため今回のお客様にも同じように手袋の意味と
出来るだけ物には触れないようにと言う話を
3日間を通して何度となく話をしてきました。

私のショップはブランクダイバーや初心者のお客様が多いです。
そのためファンダイビングであっても、ウエイト調整を細かくし
中性浮力の練習や流れの中を潜る練習をアドバイスしています。

今回のお客様も確かにこの写真ではサンゴに触れていますが、
写真を撮る時は出来る限り中性浮力を保ちながら撮影していましたし
ウエイトも10Kgからスタートして、7kgまで落として、
呼吸方法やエア消費をこまめに確認していました。

残念ながらそんな努力は写真には表れてきません。
でもこの3日間の最後のコメントには
「最後まで丁寧に教えて頂き・・・」
とあったので、海の中でサンゴや物に触らないようにしよう
という気持ちを強く持ってくれたと思っています。

貴重なコメントを送っていただいたお客様と潜るチャンスがあるかどうかはわかりません。
でももし潜る機会があるのならば、
サンゴを研究するアクアリウム学科の大学教授の先生の話なども加えて
ぜひ一緒に潜ってみたいと思いました。
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