タイ料理の定番と言うとトムヤムクンですが、
グリーンカレーやレッドカレー、最近ではマッサマンカレーなども有名になりました。
どれもぱさっとしたタイ米と一緒に食べると、美味しいものばかりです。
そんなカレーの中で、タイ南部で有名なのが今日紹介するゲーンソムです。
ココナッツミルクを使わず、さらっとしたスープは辛くて酸っぱいのが特徴。
これは市販のもの。魚のゲーンソムで具は竹の子のようです。
これからご紹介するのは、タイ南部パッタルン県生まれの
うちの嫁さんが作る、エビのゲーンソムです。
味付けの元になるのが、これ。ガピと言います。アミペーストなんて訳すこともあります。
小エビを塩漬けにしてペースト状になっています。日本の味噌のような感じですね。

そしてこちらがクルアンゲーンソム。
トウガラシやニンニクや塩が入っていて、これが辛みの元になります。

この二つをお湯に溶かして、好みの味に調整します。
そしてこれを鍋の中へ入れて、スープが出来上がり。

材料は週に2日開かれるタイの市場で買ってきます。どの食材も量り売りで、ビニール袋に入れてくれます。

今日の具はパパイヤのような食感の、ファックというタイ南部の野菜をざく切りにしたものと、小さなジャガイモみたいなものと、リングピンと言う酸っぱさを出す小さな野菜です。

メインの具はエビです。頭と背の殻はとりますが、なぜか足はついたままです
そうして出来上がったのがこちらです。

日本人の私も食べられるように辛さも酸っぱさもやや控えめ、
その家庭によって、味付けも異なるようです。
そしてもう一品は、キノコ炒めです。

実は私が初めて、プーケットに来た時に、このゲーンソムの匂いをかいで、
「この国には絶対に住めない!!」と思ったほど、強烈な印象がありました。
あれから10数年。
私もすっかりタイ人になってゲーンソムも食べられるようになりました。
嫁さんは毎日これを食べても飽きないと言います。
日本のみそ汁の様な、カレーの様な存在なのかもしれません。
プーケットにダイビングに出かけた時、ボートクルーが時々これを食べています。
以前辛いもの好きな私のお客さんは、これをもらってきて
「美味しい、美味しい」と言って食べていました。
挑戦してみたい方は、ダイビングの時にぜひ一声かけてください。
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